親の見送り方はどうする?四姉妹で想像して決めた父ならではのセレモニーとは

進行性核上性麻痺の介護

三女もよ
三女もよ

こんにちは!四姉妹で介護をしている、資産管理担当の三女もよです。

 

今回は、親の見送り方について、四姉妹で考えて準備していることをお話します。

親が元気な時にしておけばよかった!という失敗談も。

 

うちの両親はともに要介護5。

在宅介護の父にもしものことがあれば、母は認知症のため全て四姉妹で行うことになります。

 

こんなツイートもしました。

https://twitter.com/mahirunowatashi/status/1355652089481842694?s=20

 

いつ何が起きるか分からないからこそ、準備が大事です。

親の介護中の方、まだ親がぴんぴんしている方、どちらもいつ何が起きるか分かりませんよね。

 

 

この記事では、セミナーに参加して学んだ「葬儀社の選び方のコツ」等も盛り込みました。

頭の片隅にあるけど何もしていない!という方のご参考になれば嬉しいです。

 

親の見送り方を四姉妹で決めた訳

親の見送り方って、急にその時が訪れても焦りますよね。
 

葬儀社を調べて、空きを確認して、料金プランを考えて・・・なんて、知識や心構えがないままで進むと、結局近所の葬儀場に丸投げ、ということになりがちだと思います。
 

長女ゆるねえ
長女ゆるねえ

本人や家族の希望と違うスタイルになってしまったら、一生の最後のイベントなのに残念すぎる!

介護中の場合は、考える時間が与えられている状態。

 

というわけで、我が家の場合、四姉妹で少し前から父の見送り方を考えて、決めています。

本当は父が元気なうちにいろいろ会話して聞きだしておけばよかったのですが、寡黙でがんこな父にはそんな話はなかなかできず。

 

今は、父は会話ができないし、耳は聞こえていて頭はある程度理解できる状態ですが、寝たきりの人にそんな厳しい質問を投げかけるのは酷なのです。

 

私達は、父が望む送られ方を四姉妹で一生懸命想像して、方法を考えたのでした。

次に、考えたポイントについてお話します。

 

お見送りについて四姉妹が考えたポイントは?

お見送りについて考えたポイントはこんな感じ。

  1. どんな規模?
  2. どこで?
  3. 送るスタイル(宗教)は?
  4. お金はどのくらいかける?

ちなみに、お墓は故郷のお墓と決まっています。(←ここを確定するのにも苦労がありました!この話はまた別途・・・)

 

父は今在宅介護なので、故郷のお墓に入る前に、家の近所で葬儀を行う必要があります。

 

あくまでざっくりですが、私達が想像した「父の希望」はこんなこと。

父の普段の言動から確かと思えることを挙げていき、まとめていきました。

  • 規模は家族だけでこじんまりと
  • 場所は実家の近く
  • 父はお坊さんがあまり好きじゃなかったから仏教以外
  • 派手が好きじゃないからお金はあまりかけない

 

このように、父の希望を想像して、決めていくことにしました。

次に、見送りを学ぶセミナーで得た情報をお話します。

 

見送りを学ぶセミナーで学んだこと

親の見送りについて学べる中立的な立場のセミナーを、姉妹で受講しました。

そこで学んだ大事なポイントをシェアしますね。

 

一般的な葬儀社の種類とポイント

葬儀社は全国におよそ6,000社あるそう。

その種類と特徴はざっとこんな感じです。

①冠婚葬祭互助会

 会員は料金を毎月積み立てることが可能。

 

②専門葬儀社

 企業数は4,000社位で一番多い。

 葬儀保険(少額短期保険)の扱う企業あり。

 

③JA、生協

 組合員向けに提供

 下請けの葬儀社に委託が多い(つまり上記専門葬儀社が実際に行う)

 

④葬儀紹介業

 大手スーパーや家電メーカーが経営していたり、インターネットの紹介業がある

 請け負って下請けに流すのが基本。

 営業は学生アルバイトだったり、頼んでもどこの葬儀社が来るか分からないことも。

 

ここでポイントになるのは、安置所を持っているかどうか。

①から③は安置所を持っているそうですが、④は料金は込みでも場所はどこになるか分からないケースが多いそう。

 

事務所があっても実態がなく、ただの倉庫の住所というようなところも。

安置だけは遠く離れた別の県など、やや不本意な形になることもあるようです。

 

葬儀にかかる費用

葬儀費用は、平成29年の日本消費者協会調べによると下記の通り。

<全国平均>

葬儀費用 121.4万円

飲食代 30.6万円

宗教者への支払い 47.3万円

四女けろたん
四女けろたん

え、こんなにかかるの!

というのが率直な感想。

 

そして、父はこんなにかけたいと思っていないはず・・・

 

トラブルを回避するために大事なこととして下記のことも学びました。

  • プランに何が入っているかを確認する
  • 別途かかるものは何か、オプションとして考えられるものは何か、またその費用はいくらの目安なのか
  • どうして高いのかではなく、どうして安いのかを確認する
  • プラン利用上の条件を確認する
  • 事前に見積もりを取り、希望がきちんと反映されるかを確認する
  • 見積もりを保管し、対応した職員も把握する(名刺をもらう等)
  • 2~3社に相見積もりを取る

続いて、これらを踏まえて私たちがどうしたかをお話します。

 

四姉妹はどうしたか!?

私たち四姉妹は、学んだ情報をもとに動きだしました。

 

まずあたったのは近所の専門葬儀社

私達の住む駅には、専門葬儀社であるセレモニーホールが2社あり、どちらとも照会してみました。

プランがいろいろあって、生前予約による割引がある所も!

 

でもどうも違うな・・・と思ったのです。

普通にオプション等をつけると金額は100万円位。

 

確かに形として申し分ない葬儀ができそうなのですが、父はこんなスタイルを望むかな、と想像するとNOでした。

父はとても頑固者でシンプルが好き。絶対に「こんなにお金をかけてやらなくていい」と言いそうなのです。

 

次にあたったのは家族葬専門業者

そういえば、家族葬のチラシがポストに入っていた!と気づき、チェック。

 

また、インターネットで小規模の葬儀を専門とする業者さんを探しました。

 

安いプランをあたってみたところ、葬儀をする場所はきちんと確保されていない

実家の近くを指定して借りるとなると、専門葬儀社とあまり変わらない見積もりでした。

 

場所は自宅やマンションの集会所を借りる手もありますが、祭壇を設置すると家族がゆっくり食事をするスペースが取れそうにありません。

 

三女もよ
三女もよ

棺をどうやってマンションの部屋に運び込むかも、管理組合に確認しました。

 

エレベーターの奥が一部扉のように開く形で、棺を横にしたままでエレベーターに載せられる設計でした。

 

し、しらなかった・・・(汗)

 

また、先にご説明したとおり、葬儀紹介業はやや不安。

 

宗教はどうする!?から導き出された選択肢は

葬儀場を探しながら、宗教はどうする!?という話になりました。

 

父はお坊さんがあまり好きじゃないよね・・・と話していたところ、

父が昔から聖書をよく読んでいたことや、父が近くの教会に時々足を運んでいたことを思い出しました。

 

その教会は、実は私も時々行くことがあり、家族ぐるみで牧師先生と面識があります。

ふと行ったら、父がひっそりと端の席に座っていたことがありました。

 

牧師先生や教会の方々から、「お父様がよく教会の子供達にお菓子を届けてくださるんです」とお礼を言われることも度々。

お菓子を届けながら、牧師先生や教会の方と会話を楽しんでいたのです。

 

父は洗礼を受けていませんが、父を見送っていただくとしたら、面識があって父の人となりを知っている方に心からの言葉を送ってもらえたら・・・

そう思い、牧師先生を訪ねて聞いてみました。

 

父の病気のことは牧師先生もご存じで心配してくださっていたため、二つ返事でOKしてくださいました。

教会ではお見送りもよくあることで、ノウハウもいろいろお持ちでした。

  

教会の牧師さんから教えていただいたことはこんな感じです。

  • 移送や安置所は小さな地元の葬儀社さんが利用できる
  • 教会が依頼を受けたらすべて手配してくださり、お式は教会で父を知る方々の歌に包まれて実施
  • お礼はお気持ちの金額で

 

決めてから、教会の牧師先生方は、時々自宅まで来て、父のベッドを囲んでお祈りくださっています。

父には教会に葬儀までお願いしていることは話していません。

 

でも、元気な時から父が信頼して心を寄せている方々に最期を見送っていただけることは、父にとって一番の選択ができたのではと思っています。

 

次女ちゅうちゃん
次女ちゅうちゃん

在宅介護の我が家を度々訪れて、父を励ましてくださるのは本当にありがたい。

 

父もきっと喜んでくれると思います!

最後にまとめてみます。

 

まとめ

セミナーに参加して学びながら、「父がどう思うか」を想像して考え抜いた結果、姉妹全員で納得がいく形で準備することができました。

学んだことと、これから考えるあなたにお伝えしたいのは下記のことです。

★トラブルを回避するためのポイントを押さえておく

  • プランの中に何が入っているのかを確認する
  • 別途かかるものは何か、オプションとして考えられるものは何か、またその費用はいくらの目安なのか
  • どうして高いのかではなく、どうして安いのかを確認する。
  • プラン利用上の条件を確認する
  • 事前に見積もりを取り、希望がきちんと反映されるかを確認する
  • 見積もりを補完し、対応した職員も把握する(名刺をもらう等)
  • 2~3社見積もりを取る

 

★近くの教会のように「専門葬儀業者」以外の選択肢もある!

 (もちろん、普段の本人の考えや宗教を踏まえて)

 

★親が元気なうちに、普段の会話の中から「どうしたいか」を聞き出しておくのがベスト

 (我が家はそれがなかったので、想像するしかありませんでした!)

 

★「どうしたいか」が聞き出せなかった場合でも、普段の言動から「どう思うか」を想像したら納得いく結果を導き出せるかも。

 

長女ゆるねえ
長女ゆるねえ

あくまでも我が家の事例ですので、各ご家庭によってベストな選択は違うと思います。

 

最期の旅立ちの模索。その時が来てからでは納得がいくセレモニーができないかも。

 

本人のために、安心してその時を迎えられるように、事前に準備してみてはいかがでしょうか。

 

三女もよ
三女もよ

普段の会話から「どうしたいか」を聞き出すときに、どのような服装で見送って欲しいかを聞いておくのもよいそうです。
 
Twitterで教えてくださった方のお話では、ご家族をお気に入りのパジャマや、思い出のセミフォーマルで見送ったそう。

 

自分の希望を伝えたり、子供から聞き出しておくのは大事ですね。

 

ご参考になれば嬉しいです!

以上、「親の見送り方はどうする?四姉妹で想像して決めた父ならではのセレモニーとは」でした。

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

当ブログでは、親の介護について四姉妹で体験談を綴っています。
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