こんにちは!要介護5の母を四姉妹で在宅介護している、三女のもよです。
今回は、認知症で寝たきりの母の在宅介護で常備している消耗品等についてご紹介します。
片付けが苦手な私ですが、姉妹が配置を試行錯誤してくれて、とても使いやすくなりました。
必要な物や置き方は、各ご家庭の介護の状況によるでしょう。あくまでも我が家の場合ですが、在宅介護を工夫したい方のご参考になれば幸いです。
在宅介護で常備する消耗品の置き方はなぜ大事?
在宅介護は日々の工夫でずいぶん楽になる気がします。介護に使う消耗品や備品は種類が多いので、決まった置き場に整理して置かれていると、必要なときにすぐに取れて楽です。
家族ならまだしも、看護師さんやヘルパーさんが「あれ、どこ?」と迷うのは時間のロス!
欠品があると介助に支障が出る上、決められた時間枠で介助を完了できるように、家族が行う整理整頓は大事だと思います。
母の部屋の消耗品類の置き場は3ヵ所です。1ヵ所ずつご紹介しますね。
メインの置き場:おむつ類を置く備品ラック
おむつ類などを置く備品ラックは、母の電動ベッドの右側にあります(上の図の赤印)。
大きめの2段ラックにした一番のポイントは、よく使うものをかがまなくても取れる高さにしたことです。腰痛がある介助者が辛くないようにしました。
この写真は、備品ラックの上段です。
置いてあるのは以下の品々。
- テープ式紙おむつ
- 尿とりパッド(6回用、4回用)
- 紙シーツ(汚れ防止のため腰の下に敷いています)
- おむつが臭わない袋M、L
- おしりふき
- スライディングシート
- 陰洗ボトル
- 泡ソープ
- ワセリン
- アズノール(炎症用軟膏)
- 保湿ローション
写真には写っていませんが、ラック上段の右側には、ヘルパー事業所さん所有のファイルや使い捨て手袋が置いてあります。
続いて下段をご紹介します。
- おむつ処理用の新聞紙
- 腰まわりで使うタオル
- 看護師さんが使う浣腸
新聞紙は一枚ずつ畳んで使いやすくしています。
腰回りで使うタオルは、顔用のタオルと区別するため「下」とペンで書いています。使い終わったタオルの入れ場所も、顔用と下用で分けてます。
新聞紙の畳み方や、使用済タオル入れ等については、別の記事であらためてお伝えしますね!
サブの置き場:ベッドサイドコーナー
母の左側から介助する時使いやすいよう、ベッドサイドにも消耗品を置くコーナーを設けています。
常備しているのは、よく使う以下のもの。
- おむつ類
- トイレットペーパー
- 陰洗ボトル
- 保湿ローション
- 大きなビニール袋
- 泡ソープ 等
写真はこんな感じです。
左側から介助するのは、介助者が利き手(右)で排泄介助することに加え、母のおしりの形が左側臥位(左向きに寝ている状態)のほうが拭きやすいためです。
手を伸ばしてパッと取れる位置にしています。
補充用品の置き場:押入れのストック収納
備品ラックの後ろにある押入れには、補充用の消耗品類を置いています(上の図の赤印)。ラックのものが減ってきたら、家族がここから取り出します。
おむつ等の袋は、ハサミを使って全開に。
上部を全開にすると残りの量が一目瞭然!在庫をうっかり切らすこともなくなりました。
袋のミシン目に沿って開けても問題ないのですが、それだとやや取り出しにくいです。
ちなみに、おむつ類はほとんどAmazonで買っています。
紙シーツだけは、節約のため近所のスーパーでペット用を購入。母はベッド上でほぼ動かないので、小さめのペット用で足りています。
使っている製品はこちらです。
ペット用だと少しの汚れで取り替えるときも気持ちが楽ですよ。人間用はビッグで値段もお高めです。
このように、消耗品をくるくる回しています。
私達姉妹は日中不在のときも多いです。看護師さんやヘルパーさんが安心して介助してできるためにも、日々改善!今は、置き方、補充を楽にする工夫はこんな形で落ち着いてます。
以上『要介護5の在宅介護日記:母の部屋に常備している消耗品の置きかた』をお届けしました。
消耗品・備品が介助しやすいように並んでいると、見た目もスッキリして気持ちいいです
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当ブログでは、進行性核上性麻痺だった父と認知症の母の在宅介護について、参考情報を掲載しています。ぜひ他の記事もご覧ください。
次回もお楽しみに~
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